タワーや建物のような巨大な構造物の場合は、現実的には動画として撮影するのは難しいのでTime Lapseの手法を使うことになる。つまり周りから複数の写真を撮って繋げるのだが、いくつかのポイントを注意すれば効率的に作業できるようだ。
(1)被写体をグーグルマップで確認。
(2)グーグルマップをキャプチャーして、被写体を中心に円を描き、撮影ポイントの見当をつける。
この際、被写体が大きければ円も大きくする必要がある。
(3)撮影ポイントをグーグルマップのストリートビューで、被写体が見えるかどうかを確認する。
撮影可能な場所はマークを付けておく。撮影ポイントは大体36カ所はあるとよい。
(4)1つの撮影ポイントで、少しアングルを変えて(約7メートルほど)撮影する。
これにより近景のパースの異なったカットが撮れるので、動画にした際によりリアリティーのある映像が作れる。
(5)常に撮影ポイントのマップを持って、確認しながら撮影する。
(6)撮影した画像をフォトショップで開き、被写体が同じ位置になるように調整していく。
(7)近景や中間の風景にモーションブラーを適用すれば、よりリアルな動きを表現できる。
(8)編集した画像を動画編集プログラムで調整して完成。
またカメラの設定やレンズは合わせておいた方がよいだろう。