米ラスベガスで開催中の、世界最大の家電見本市CESで、JVCが最高600FPSのハイスピード撮影ができるフラッグシップHDカムGC-PV100を発表した。米国で3月より先行発売予定で、価格は1000ドルほどになる予定で、日本国内でもこれに準じて発売予定とのこと。
GC-PV100は1,920 x 1,080/60pで 36Mbpsのビットレートで記録ができ、120fps~600fpsでのハイスピード動画撮影に対応する。静止画は秒間9コマまで。
記録素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーで解像度12メガピクセル。レンズはF値1.2、ズーム広角端は35mm換算で29.5mm。10倍の光学ズーム、光学手ぶれ補正が可能。記録方式はMPEG-4 AVC/H.264とAVCHD。Wi-Fi機能も搭載されている。
スポーツレッスンなどで、撮影して直ぐにスマートフォンやタブレットなどにWifiで転送して、コーチにフォームチェックなどをしてもらうなどの用途を想定しているそうだが、この価格帯ならクリエーティブ系の動画にも一気に広がるポテンシャルを持っているように思う。
なお600fpsでの記録時間や解像度が具体的にどのくらいになるかは現時点では不明だ。