このドキュメンタリーは、「ポジティブな違いをもつ人々」をテーマに世界を99日間でまわるプロジェクトとして2010年に開始されたそうです。Kick Starterで資金を調達し、6カ国11カ所で撮られました。 プロジェクトは「Opening Our Eyes」と名付けられ、オーランド・フィルム・フェスティバルでベスト・ドキュメンタリーを受賞しました。
このフィルム・メーカーのGail Mooneyさんがニューヨークでセミナーをするにあたって、ハリウッド映画のように予算やスタッフを使わずに映画を撮るための10か条を書かれていたので、意訳ではありますが以下に紹介します。
- アイデアを明確にし、惰性をなくす。
- 全体のプロジェクトを実現可能なピースへ分解していく
- ロジスティックス:スケジュール、移動手段の手配
- 広報:ニッチなところを見つけよう
- 観客を作り出す:プロジェクトのブログ立ち上げやSNSの利用
- スタッフ:本当に必要なスタッフを考える
- 現場にて:撮影は用意を周到に。なおかつ柔軟に。
- ポストプロダクション:エディターやミキサー、作曲家や音楽ライセンス取得など専門家との共同作業
- 資金調達:権利は保持するように注意。オンラインでの資金調達、助成金の利用、スポンサー探し。
- 流通:プロジェクトの販売(魂は売らないで)
セミナーはアメリカで最大級のカメラ販売店BH Photo & Videoで行われます。セミナーの詳細はこちら。
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