アメリカのFotodiox社がLEDライトDYシリーズにソフトボックスなどをバンドルしたものを特別価格で提供しています。
このLEDライトは形状が写真用のモノブロックタイプのフラッシュと同じなので、さまざまなBowensマウントの周辺機器が装着可能です
いわゆるカメラ用の大型フラッシュや映画用のライトと比べると、LEDライトの光量は足りないと言われますが、100WのLEDはタングステンライトの600W相当とも言われており、200Wで1000W相当の明るさになるようです。(LEDの100Wはタングステンの1000W相当と謳っている商品もありますが、実際は不明)
以下はFotodioxによるテストの結果。
LED Light Model |
CCT
|
CRI
|
LUX
|
Ap
|
Fotodiox Pro LED100WA-56デイライト |
5428
|
87
|
521
|
456
|
Fotodiox Pro LED200WA-56デイライト |
5407
|
89
|
921
|
454
|
Fotodiox Pro LED100WA-32タングステン |
3136
|
83
|
485
|
603
|
Fotodiox Pro LED200WA-32タングステン |
3114
|
83
|
893
|
602
|
また100Wのモデルを実際に写真撮影に使ったケースがアメリカの写真雑誌Shutterbugのオンライン版に掲載されていますが、それによると最大光量で、ISO 100で約3メートルの距離の実測値が 1/15の f/2.8とのこと。
以下のサンプルはソフトボックスなどを装着した実践的なセットアップのサンプル画像で1/60秒の f/5.6でISO 800とのこと。ISO 800をどう判断するかですが、昨今のデジタルカメラの高感度耐性だと全く問題ないようにも思えます。