今年のミュージックビデオで話題を集めた曲にファレル・ウィリアムスのHappyがあります。スペシャル・サイトで公開された世界初の24時間のミュージックビデオはWebサイトとしても非常に注目を集めました。
以下の動画はその24時間分のシーケンスを撮ったスティディカムのオペレーター、ジョン・ベーティー(Jon Beattie)氏のWalkumentary(WalkとDocumentaryをかけた造語)映像です。
Happyの24時間分の映像を撮るために、10日間にわたって1日あたり7マイル(約11.2km)を約45kgの機材を装着して後ろ向きに歩いたそうです。
24時間分を全部観た訳ではありませんが、1曲分はワンショットで撮ったと思われ、シーンによってはほぼ休み無く撮っているので、体力、集中力ともにすごいものを感じます。MoVIの登場以来、映像機器のスタビライザーを取り巻く環境は進化してきていますが、最後は体力勝負になるのかもしれません。
しかしながらGoProの画質で問題がないようであれば、GoPro用のスタビライザーを利用すればピントの深さもあってかなり楽に撮れるかもしれません。これを背中につけてiPadなどでモニターしながら撮れば後ろ向きに歩かなくても済みますし。
この歩くドキュレンタリーのWalkumentaryシリーズですが、ステディカムの宣伝がらみかと思ったら、youtubeの動画主はHi-Tecという靴のメーカーでした。ちなみに第2弾は日本のヤッサンというGPSドローイング・アーティストの方が紹介されています。
Happyの特設サイトはこちら。
日本のメディアだと初紹介かも( ´ ▽ ` )ノ #gpsdrawing
ファレルのPV “Happy”撮影の舞台裏 – Photo&http://t.co/tU5YDexuRg http://t.co/xGi2a56N8s @sharethisさんから
ちなみに、第2弾の映像の方はドローン(無人小型飛行機)による空撮だけで制作しました。
今思うと、プロデューサーはこのようなカメラ手法をシリーズごとに明確に分けていたのですね。。