キヤノンが7月に発表していた超高感度カメラME20F-SHはISOが400万以上というこれまでの常識では考えられなかったものです。ソニーのA7sが月明かりでも撮れるカメラとすれば、キヤノンME20F-SHは月明かりがなくても星空などの僅かな光でも撮れるカメラです。
18MPのEOS 1Dxと比較して7.5倍以上の画素の大きさ(19μm)を持つセンサーにより、超高感度と低ノイズを実現しているようです。大きな排気口をボディー側面に有した業務用の四角い筐体で、EOSシリーズと異なる展開になりそうですが、EFマウントを有し、多くのEFレンズが使えることが期待できます。
比較的低い”102000″ISOで撮影したもの(夜7:30。サファリパーク園内の照明は点灯)
高感度域最大のISO 4560000での撮影(夜9:00 照明の落ちたサファリパーク)
最大の高感度ではさすがにノイズも盛大に出ていますが、赤外線なしでも暗闇の撮影ができるようになりそうです。
12月に発売予定で価格は300万円とのこと。