古いフィルムの4k, 60fpsへの補完処理で話題になったものの第2弾。
こちらはyoutube、Denis Shiryaev氏による1911年のニューヨークを写したものの4k, 60fps処理した作品です。
今回の動画でどういう手法が使われたかは明記されていませんが、前回と同様と考えると4kへの拡大(アップスケール)にはTopaz LabsのGigapixel AI。またFPSの補完にはDrainというプログラムが使われている可能性が高いです。
実際に、この動画の元になっているものが以下の動画です。
これはスウェーデンの映画会社SF Studioの前身、Svenska Bio社が1911年にアメリカのニューヨークを撮ったものを元に、スピード調整をして環境音を追加したもので、元々のフィルムの保存状態が非常によかったようで、元の動画のほうがシャープネスがあるようにも感じます。
作者自身が動画の説明のなかで書いていますが、カラー化に関してはリクエストが多いので行なったが、効果のほどは不明とのこと。たしかにカラー化によってよりレトロ感を強調されているようにも見えます。
ただしマシンラーニングでAIが強化されていったら、リアルな色彩になるのも時間の問題かもしれませんね。