車用の下塗り用ラバースプレーをレンズのグリップ代わりにするアイデアです。
画像のパナソニック製のレンズLEICA 42.5mmとVARIO MEGA100-300mmに車の下塗り用ラバースプレーを吹き付けたものです。
これはアメリカのフォトグラファー・Nathan Cowlishaw氏がDIYで行っているものですが、氏はM43システムに切り替えてから、気に入らないことの1つは多くのレンズがプラスチック感の強いもので、単焦点のプライムレンズもレンズフードも安物っぽいことだそうです。
プラスチック製の筐体のレンズは時として保持しにくい場合がありますが、それを解消するために、ラバースプレーをしたようです。これによりグリップ力やプロテクト性が良くなり、また見た目の印象もよくなっています。
氏によるとスプレーはいろいろ試した結果、Evercoat
社製のものが都合がよかったとのこと。日本のアマゾンでも販売しているようです。
氏によるとレンズによっては5年以上使っているが、ハードに使用しているのに新品のような状態を保てているとのことです。
作業はレンズ部分はもちろん、コートするエリア以外は完璧にマスキングする必要がありますので、万人向けの方法ではありませんし、将来、売却を予定している場合はやらないほうが良いと思いますが、使い勝手が向上する方法として考えてもよいのではないでしょうか。
なお、実際に作業をされる場合は自己責任でお願いいたします。