ユニークなレンズ作りで定評のあるLaowaから新しい2xマクロレンズ・Periprove 24mmが発売開始されました。
Preprove 24mmは2018年に発表されて以来、唯一の”虫の眼”を持つレンズともいわれるProve Lensの進化版とも言えるもので、メインユニットとレンズ先端部分がモジュール式になっており、従来のProve Lensと同様の正面を写すユニットと、90度の角度で撮影できる2つのモジュールで構成されています。
メインユニット部のロックを解除することで、90度モジュールの角度を自由に操作できるので、水中から上を仰ぎ見るようなアングルも可能になっています。
またフォーカス、露出とともに、レンズのアングル回転もそれぞれ専用のギアが設けられているので、モーターとの併用でダイナミックにアングルのコントロールしながらの撮影も可能です。
レンズをのみ回転させながらの撮影
アメンボウを水中から
水中の進むような動画も簡単
90度レンズでタイトなスペースのスルー撮影も
どちらのレンズモジュールも先端にLEDが内臓されており、また90度モジュールは標準的な1/4インチネジ穴も用意されているため、撮影に様々なアイデアを盛り込めそうです。
2倍マクロで被写界深度を確保するために絞りはF14始まりと全長が40cm超と、決して一般的ではないレンズですが、独自のアングルで唯一無二の存在のレンズがさらにパワーアップして登場したPeriprove 24mm。
今後さらにレンズモジュールが増えるのかも含め注目のレンズではないでしょうか。