Blackmagic Designがビジュアルエフェクト・ソフトFusion 7を発表しました。ビジュアルエフェクトの革新を起こすと謳っています。
Fusion 7はハリウッド映画のマレフィセント、オール・ユー・ニード・イズ・キル、シン・シティ 復讐の女神、アメイジング・スパイダーマン2など最新の特撮映画にも使われている実績のあるソフトウェアで、そのベーシック機能版が無償で入手することができます。
基本的な機能は、ペイント、ロトスコープ、タイトル作成、アニメーション、Primatteを含むマルチキーヤー、3Dパーティクルシステム、高度なキーフレーミング、GPUアクセラレーション、他のアプリケーションからの3Dモデル/シーンの読み込み及びレンダリングなど。
また有償版Fushion Studioではネットワークの分散処理に対応しているほか、高度なオプティカルフロー画像解析ツールを搭載し、サードパーティのOpenFXプラグインの対応などが追加されます。
機能の詳細な比較はこちらのページで確認できます。
Fusionでは、エフェクトやフィルター、その他の処理を小型のアイコン(ノード)で表しており、どこにどういった処理が適応されているかが分かりやすくなっています。これらのノードを互いに接続することで、より複雑で大掛かりなエフェクトを簡単に作成でるようです。入れ子になったいくつもの複雑なレイヤーを探しまわる必要がないため、NLEなどのタイムラインベースのツールと比較して格段にスピーディに作業ができるとのこと。
それぞれの機能は現時点では英語での動画ですがトレーニングページが用意されています。
ベーシックな機能は無償でダウンロード可能。ただし残念ながら現時点ではWindows版のみの提供となっています。
これはすごい↓
BlackmagicがFusion 7を発売開始。ベーシック版は無料
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