AI搭載の動画拡大用のソフトVideo Enhance AIがMacへの対応と機能が発表されました。
Topaz Video Enhance AI Demo from Topaz Labs on Vimeo.
いま話題になっているTapaz labsのAIによる動画拡大用のソフトVideo Enhance AIにMac版が追加されました。
対応するMacは2013以降に発売されたHigh Sierra以降のOSで16GB以上のRAMを搭載のMacとなっています。
なお今回リリースのMac版では標準的なMacではNvidiaのGPUsが搭載されていないため、iGPU/CPUでの処理となるようです。
そのためWin用のNvidiaのGPUでの処理と比べると遅くなるとのこと。ただし全ての機能が制限なく使用可能となっています。
処理速度に関しては、Win版のNvidia GTX 1080搭載のPCの場合、HDから8Kへの拡大処理で1フレームにつき3〜4秒、SDからHDの場合で1フレーム0.4秒ほどがカタログ値となっています。
Mac版、もしくはNvidiaのGPUが搭載されていないPCの場合はIntelのiGPUでの処理の場合おおよそ5倍、IntelのiGPUがない場合は約10倍の処理時間が必要となるようです。
また追加機能として、ノイズ除去とブロックノイズの除去が加わりました。
拡大処理を必要としない場合でもノイズ軽減が実行可能です。これにより夜間などでの暗い場所での撮影でのノイズ除去にも対応可能です。
またAIモデルの最適化と処理速度の向上がなされています。
Mac版が加わったことにより、イントロセールの期間が延長され3月18日までにオーダーすれば100ドル引きで購入可能です。
なお1つのライセンスでWin版、Mac版どちらも使用可能とのことです。