空間や光を効果的に表現するツールとしてフォグマシンがあります。以下はドライアイスを使ってフォグマシンをより効果的に使う方法です。
フォグの素(フォグジュース)をマシーンで加熱し気化することで煙を発生させますが、フォグマシンで作られる煙は、いわゆる実際に煙や蒸気ではなく、水分の蒸発で一緒に飛ばされたグリセリンの微粒子が煙のように見えているものです。
細いノズルから蒸気の圧力で煙が勢いよく噴射されますが、そのままでは拡散しすぎるので、これを急速に冷やすことによって、より厚みのあるフォグにしてコントロールしやすくしようというアイデアです。
動画中ではドライアイスを入れた発泡スチロール製の安価なクーラーバッグにフォグマシンで発生させたフォグをPVCパイプで誘導しています。
同様の手法で太めのパイプに氷を詰めるという以下のようなものもあります。
なおフォグマシンは専用のフォグジュースの使用を推奨していますが、基本的なフォグジュースはDIYで作ることも可能です。
原料は食用グレードのグリセリンと蒸留水を1:3の割合で混ぜるだけ。
食用グレードと書くと大げさに感じますが、薬局などに売っているもので作れるようです。
※作られる方は自己責任でお願いします。