風景写真をGigaPixel AIで拡大処理したところ、俳優のライアン・ゴスリングの顔が現れたそうです。
リタッチャーとして30年のキャリアを持つフィンランドのフォトグラファーJomppe Vaarakallio氏はリタッチの時にはよくGigaPixel AIを使っているそうですが、これまでみたこともないような処理が行われたようです。
この写真を拡大処理したところ
ララランドなどで有名な俳優のライアン・ゴスリングの顔が現れました。
写真は風景写真の中のごく一部分だったようでですが、Jomppe Vaarakallio氏によると、これは拡大設定の時に「顔の認識機能」がオンになっていたために起こったようです。
人間の顔が写っていない写真にたいして、顔の認識の機能を有効にしたためAIがなんとか顔を作ってしまったということのようですね。この機能をオフにしたところ問題はなくなったようです。
でもこれは風景写真で顔認識機能が有効になっている場合には起こり得るエラーなのかもしれません。新たな心霊写真のジャンルができるような気もしますが、人物入りの風景写真を拡大する際には十分確認しないと怖いですね。
仕事で使って人の顔が出現したことに気付かずに納品してしまった・・などと考えると心霊写真とは別の怖さがありますし。