最新の技術を使ったCGIのショートフィルム「Construct」のティザーです。
このConstructは最新のSF映画のVFXやヴァーチャルスタジオのデモにもなっており、制作はハリウッド映画やゲームのオープニングなど様々なビジュアルエフェクトを手がけるKevin Margo氏。彼はジェームス・キャメロン監督のAvatarの宇宙のシーンを作ったCGIスタジオBlur Studioでスーパーバイザーで、このショートフィルムは今後のCGIの可能性を感じさせるものとなっています。
以下は制作風景です。
彼の開発したV-Rayレイトレーシング・ソフトとモーションキャプチャー・ソフトを組み合わせるメソッドによって、モーション・アクターの動きをリアルタイムにCG画像で映し出しています。これはAvatarでも既に見られていた技術ですが、さらに磨きがかかった印象があります。
CGI映像の可能性を探る目的もあるプロジェクトなのでハイエンド機材が使われているのは当然なのですが、コンピュータの進化を考えると、これらのシステムが一般的になるのも時間の問題かもしれません。V-Ray自体は3ds Max用のものがすでに発売されているようですし、CGI系の映像の裾野もどんどん広がって行きそうですね。
常識を変えるCGI映画のティザー
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