オンラインで様々なことを教えるLynda.comより効果的なバウンス・ライトの使い方がYoutubeで見ることができます。
明るい光源から被写体に直接ライトを照射すると影が付くことは避けられませんが、ハイライトと影の差が大きいライティングは真夏の屋外を演出するようなケース以外では、あまりナチュラルなライティングとは言えない場合が多いと思います。
動画では基本的に1灯のライティングでナチュラルに見せる3種類のバウンス・テクニックを披露しています。
壁にバウンス、白いパネルにバウンス、天井にバウンスの3種類で、壁や天井にバウンスさせる場合は白い壁や天井である必要がありますが、ドキュメンタリー系など出先でも使えるケースは多いと思われます。パネルは自由に角度が変えられる大きな光源として使うことができるので、機材があれば非常に使い勝手のよい方法です。
ただし天井にバウンスさせる場合は、天井に近づけすぎると光源の熱で天井が変色する場合があるので、ある程度距離を取る必要があり、また火災用のスプリンクラーが設置されているケースでは熱でスプリンクラーが作動する可能性があるので、この場合は天井バウンスは使わないほうが良いようです。
以下はyoutube動画よりキャプチャーしたものです。
1)直接光の場合。
2)壁バウンスの例。壁への微妙な照射角度の変化でもかなり変化します。
3)パネルバウンス。角度を自由に変えられるので、自由度の高いライティング。
天井バウンス。バウンスでは最も一般的な方法。
効果的なバウンス・ライトのベーシック・テクニック
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