DJI社が発売開始したPhantomは出荷時に各種調整が行われているので、買ってすぐに飛行できる初心者にも優しいVTOLラジコンだ。
同社のNAZA-Mと呼ばれるGPSオートパイロット機能が搭載されているため、電波の届かない状態になった場合でも、 最初の座標に戻って来る機能などが備わっており、安心して運用することが可能だ(ただしGPS信号が微弱な場合は機能しない場合もあるので注意は必要)。
またGoproなどのアクションカメラが標準で搭載可能となっているので、簡単に空撮が楽しめるのが何よりうれしいポイント。上記動画はGopro Hero3を搭載して撮影されたものだが、相当な高さからの空撮ではないだろうか。これが実売約700ドル(現行レートで約6万円)で実現できるのはうれしい限り。注:カメラは別売り。
Gopro hero3のライブビューをスマートフォンなどで確認しながら撮影すれば、アングルなどの調整にも便利だろう。ちなみに電波の到達範囲はPhantomが最大で約300メートル、Hero3のwifiは最大で約180メートルまでとなる。
なお実際の撮影に際しては、上記動画の最後には警察とおぼしき人物が写っているように、近隣の法令などにも注意する必要があるかもしれない。