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LEDライトパネルの裁判でLite Panels社の特許認定

By   /  2013/01/21  /  No Comments

米国で撮影用LEDパネルに関する裁判の評決が下り、Vitecグループ傘下の最大手であるLite Panels社の特許が認められた。これにより他社が米国内での撮影用LEDパネルの販売するためには特許料の支払う必要がありそうだ。

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judge_Hammerアメリカ国際貿易委員会は、Lite Panels社の保有するLED照明機器における特許をもとに出された総合的排他命令を支持しているようだ。

今回の裁判はアメリカ国内での話なので、日本など米国以外では関係がないはずだが、Lite Panels社の親会社Vitecは日本でもおなじみのManfrottoやGitzoを傘下に収める企業なだけに、今後の動向が気になる。

Lite Panels社のLEDパネルは日本製のLEDを使用しているとされ、商品自体の評価も高いのだが、価格も高い。米国における価格は、約30cm角のLEDパネルでLitepanels社のものが約1800ドル(現レートで16万円ほど)に対して、F&V社の同サイズのものが4分の1ほどで売られているのだ。

カタログ数値における明るさはLite Panelsが光源から1.2メートルで1400Luxもしくは1700Luxに対してF&Vは光源から1メートルの距離で2860Luxとなっている。

クリエイターの端くれとしては、独自のアイデアに基づく特許は尊重されても然るべき、と思わなくはないのだが、LEDの照明は今後もっと色々なメーカーが参入して市場を広げて欲しいとも思う。特許で市場の成長が阻害されてしまうのであれば残念だ。

 

 

 

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