世界初を謳うiPhone用のワイヤレス・フラッシュ・トリガーが登場です。
多くのシーンでも「使える」カメラとして認められつつあるスマートフォンのカメラですが、ライティングを必要とするケーズではLEDなどの定常光を使ったシステムはあるものの、これまで写真用により簡単に光量を確保できるスピードライトやスタジオ用のライトと同期させて使うことができませんでした。
資金調達サイトKick Starterに登場したTricを使うとスピードライトやスタジオ用のフラッシュを使った撮影がiPhoneで可能になります。
専用のアプリとフラッシュに取り付けるアダプターで構成されており、フラッシュとの同期はホットシューもしくはX-Syncターミナルより可能となります。また特許を取得した技術により同期は完璧とのこと。
ただし現状では以下のいくつかの制限があるようです。
- シャッタースピードは1/30固定
- TTLは使えない
- iPhoneのみ
シャッタースピードが1/30のみというのは実質的には屋外での使用は難しいかもしれません。上記のサンプル動画では屋外で撮っているシーンがありますが、日中ではない環境に思われます。今後の開発で同期速度が早くなることを期待したいですね。