ロサンゼルスを拠点にするRadiant ImagesとView Factor Studiosが共同開発した改造版GoPro Heor3のNovo。
基本的なハードウェアはGoPro Heor3を流用していますが、16mmシネカメラ用の汎用マウントであるCマウントのレンズが利用可能で、フォーカスの調整がマニュアルで行えるようになっています。また自動絞り機能を無効にできるので、レンズの絞り調節もそのまま使えるるようです。
本体はバッテリーのマウント部分を工夫しているため、GoPro Heor3よりも20%も薄くなっており(バッテリーを装着するとサイズは変わらないと思われますが)、また標準的な1/4インチ径のネジ穴が下部に3つ、アクセサリー用の10-32径のネジ穴がフロントに2カ所あるため、リグなどのアクセサリーを組み込みやすく作られています。
リモートでモニターしながらフォーカスのコントロールができるなど、さまざまなアクセサリーも同時に発表されているので、非常にユニークな商品だと思いますが、残念なことに現時点ではレンタルのみで販売する予定は今のところないようです。またレンタルも1日250ドル、1週間で750ドルとかなり強気な値段設定となっています。
アクションカメラとしての機能はほぼ無くなっているとも思いますので、GH3やNEXで十分な気もしますが、Cマウントのシネレンズを装着できる遠隔操作も可能なコンパクトなシステムとして価値を見いだせる人には面白いかもしれません。
カメラ以外のアクセサリーのデモ動画はVimeoのチャンネルでご覧頂けます。
NOVOカメラ良いですね~