今回のRhinoCamはNEXのボディーとあいまって、かなり小さなシステムとして運用可能に見えます。 中判レンズのイメージサークル全体を、カメラをスライドさせることによって撮影するので、動きのある被写体には適しませんが、風景や静物などを合成処理をすることで、140メガ以上の超高解像度な写真を撮影することができるようになっています。
右の比較写真は右上から時計回りにキヤノン5D mkII、Sony NEX 7、ハッセルブラッドH2にPhaseOneのP45、そしてRhinoCamに装着したソニーNEX 7ですが、解像度の違いは一目瞭然です。
レンズはハッセルブラッドVマウント、マミヤ645、ペンタックス645の3種類が用意されていて、645フォーマットまたはパノラマでの撮影が可能。価格は499.95ドルとのことで、撮影シーンが限定されるとはいえ、中判デジタル以上の解像度が撮影できるシステムとしては非常に安価と言えるのではないでしょうか。
Fotodioxの商品は米Amazon.comからも購入が可能です(RhinoCamはまだリストされていませんが・・・)