ハイスピードカメラPhantom Flex 4kとハイスピードで動くロボットアームを組み合わせた動画です。
秒間1000コマが撮れるハイスピード4KカメラPhantom Flex 4kは、その速さから、撮影する場合はカメラは三脚に固定するか、偶然の動きを狙うしかないケースが多かったと思いますが、こちらはMr Moco Rental(MOCOはモーションコントロール:Motion Controlの略だと思われます)が提供するハイスピードなコントロールが可能なロボットアームBoltを使用しての撮影です。
まずは撮影シーンから。
そしてこちらが完成した動画。
カメラのアングルやズーム、フォーカス、更にはライティングなどがコンピュータで制御できると、合成処理や、3Dソフトで作ったシーンとのシームレスなマッチングが可能になりますが、このBoltを使うとハイスピード撮影もコントロールが可能になっています。
さすがに被写体が人間の場合は微妙なフォーカス位置の調整は難しいと思われますが、なかなかインパクトのある動画になっているように思います。あとはアイデア次第でしょうか。
こちらはBoltを使ったサンプル動画。
以下はBoltを使った実際のCMの例です。
直接は関係のない話題ですが、ヘッドフォンBeatのCMは以前Youtubeで話題になっていたDonut Selfieの撮り方(以下の動画)にインスパイアされたものと思われますが(上の動画の25秒辺りに多分本人が登場)、スマフォのカメラでもできそうで、できないギリギリを狙っているのでしょうか。Beatはアップルの傘下になっているのでiPhoneだけで撮ったほうが話題になりそうな気もしますが、さすがにそうはいかないのでしょうかね。