アメリカのアナウンサーの多くがなぜカメラ目線のまま、ニュースを読み上げることができるのでしょうか。それは彼らが原稿をかならずしも丸暗記している訳ではなく、カメラレンズの前にテレプロンプターという装置を装着して原稿を映し出すことができるからです。
マジックミラーの原理を応用して、レンズと同軸上に原稿を映し出す訳ですから、完璧なカメラ目線で話すことができます。アメリカの大統領などでも恐らく使っているのでしょうし、企業の広報などでも使われることが多いです。
このテレプロンプターでiPhoneやアンドロイドのスマートフォンで使えるものが登場しました。上記動画で紹介されているのはDOMKEやSteadiacamを傘下に置くTiffenグループのListec社のPW-04。標準価格は319ドルとなっています。 キーボード付きのワイヤレス・コントローラーが別売りのアクセサリーとして用意されており、物理キーボードによるタイピングや文字の速度などを調整できるようになっています(アクセサリーは現時点ではアンドロイド用のみ対応。119.95ドル)。
またiPadなどのタブレットで使えるシステムもありますので、より大きな画面で文字を表示させることも可能です。
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プロンプターがこんなに小さくなっていたとは…