出荷の始まったBlackmagicの4KカメラURSAの初めての実写サンプル動画のご紹介。
動画はSuper35センサーにPLマウントを採用したものです。それ以外にはEFマウント、放送局仕様のB4(ENGマウント)マウント、センサーとレンズマウントのないHDMIレコーダー仕様の4種類が用意されています。
レンズは30年物のCooke 25-250 MK3 T 3.7 zoomで周辺はソフトで色収差もかなり出るそうですが、撮影者がお気に入りのレンズとのことです。またほとんどが日の出の前のシーンのため、カメラ自体の画質を判断するのは難しいのですが、初めてのユーザー動画なので、何かの参考にはなるのではないでしょうか。
ほとんどのシーンはISO400、60fpsの4K UHD (3840 x 2160) ProRes HQで撮影で、日の出のシーンのみ24fpsとのこと。
このカメラの最大の特徴はセンサーやマウントをユーザーがアップグレード可能なところでしょう。将来的に新しいセンサーが開発された場合にはセンサー部のみの交換が可能になるようです。またマウント部も変更可能なので、DSLR用のEFマウントレンズ、映画用のPLマウントレンズ、放送局などのB4マウントなど様々な現場に対応可能で、大規模なクルーによるワークフローにも、1人のオペレーションにも使えるカメラとなっているようです。
フルHDに対応した開閉可能な10インチの大画面モニターを内蔵。Raw/ProRes記録可能な、CFastカードによるデュアルレコーダーを搭載しているので、1つのCFastカードが容量一杯になっても、順次新しいカードに記録されるので、撮影時間に制限はありません。